2019/11/23
お昼ご飯の後に向かったのは、
高台 ..............。
すごい景色。
なんだこれはって感じ。
見たことないマンガみたいな地形。
左上の方にあるちょっと赤みのある山みたいなところはローズバレーというところで、
夕方夕日を見に行きます!!
ここに実際に住んでいる人も↓
さてお次は織物工場(?)。
カッパドキアの人々の主な仕事は農業。
でも、冬は仕事がありません。
だから、その間に女の人たちは絨毯を織る。
男の人は…喫茶店でゲームしてるらしい(笑)
女の人は働き者なんですって。
小さい子からおばあさんまで、ずっと織り続ける。
年齢によって視力も違うから、その時しか織れない細かさとかもあるらしい。
織った絨毯は花嫁道具に使われる。
お見合いで男の人の方のお母さんが、女の人の絨毯を隅々まで見るんだそう。
穴はないか、端は真っすぐか、雑じゃないか、などなど。
それでよければ、次は男の人の番。
女の人の両親に何を見せるでしょう??
陶器なんですと。
女の人は絨毯、男の人は陶器。
陶器で決め手となるのは蓋。
蓋がちゃんと合うかどうかで、お嫁さんをもらえるかどうかが決まるとか。。?
つくった絨毯は売ってお金にしたり、
もちろん自分の家で使ったりする。
今回連れて行ってもらった工場は、若い子たちの織物訓練場(?)でもあり、
国がこの伝統を守るために援助している販売所(?)でもあるような感じのところ。
ここで説明してくれた人もめちゃめちゃ日本語ペラペラ。
入るとさっそく絨毯を織っていました。
想像よりはるかに細かい。。。
何をしているのか全然分からない。。。
カッパドキアの織物で特徴的なのは結ぶ回数らしい。
普通の絨毯は大体1回結ぶだけだけど、ここでは2回。
だから、ほつれたりしないのはもちろん、
踏めば踏むほど締まっていくんだとか。
この糸も全部自然のもので作られたもの。
夏の間に育てた作物や植物で染めた草木染。
だから色が落ちない。
化学のものだと落ちるんですって。知らなかった。
色止めに使うのも塩。
全部自然のもの。
すげえなああってなったところで、
次の部屋へ。
広めの部屋に案内されて、
さっきから説明してくれているおじさんの後ろに数名の若い男の子たち。
何が始まるかと思ったら、
絨毯のショーみたいな説明会。
おじさんの説明に合わせて、絶妙なタイミングで男の子らが絨毯を華麗に広げていく。
どんどんきれいな絨毯が出てきて、しまいにはこんなことに↓
どれも素敵。
靴を脱いで足で、手で感じて、
素材によって編み方によって感触が全然違うことを体感しました。
表もきれいだけど、裏もきれいすぎる。
夏は裏返して、裏を表にして使うんですって。
リバーシブルだ。
裏を見ると、どれだけ細かく織られているかが分かります。
同じ大きさの絨毯でも、どれだけ細かく織られているか、どれだけ模様があるかなどによってかかる時間がまるで違ってくるらしい。
大きさと価値は比例しません。
考えてみれば当たり前のこともあるかもしれませんが、
絨毯についてそんなに深く考えたことがなかったので、すごい驚きの連続でした。
紅茶をいただいて、自由時間。
他にも日本語ペラペラな人がたくさん来て、いろいろ教えてくれました。
私は絨毯は買えないので(気持ち的にも、クレジットカードという現実的な問題でも)、友達と一人のお店の人とただしゃべってました。
いっしょに来ていた内の一人が、お買い上げしてました。
めっちゃ可愛いの。
カッパドキアの、っていう絨毯。
染色はされてなくて、色の異なる羊の毛で織られたもの。
白と黒とねずみ色みたいな感じだった気が。。
とにかくすごくあったかくてかわいい色。
すてき^^
皆さんにばいばいして、次!!
次も高台。
ワンちゃんがいました🐶
カッパドキアにもイスタンブールにも犬がたくさん道にいました。
飼い犬なのか野良犬なのかわかんないですが、
みんなおとなしかったです^^
日が沈んできた🌇
この日の日の入りは17時半。
ここからローズバレーへ夕日を見に行きます!!